用語集 · 強化学習
残差方策
別名:Residual policy、residual action、residual control、残差行動、残差制御、残差ポリシー
まったく新しい動きではなく、参照モーションへの補正を出力する方策です。差分だけを学べば済みます。
残差方策は、何をするかを出力しません。与えられた参照が指示することを、どう変えるかを出力します。最終的な指令は次のとおりです。
ここで は動きの現在の位相 での参照姿勢、 は方策の出力、 は許される最大の補正です。
なぜ役に立つのか
- 良いスタート。 ゼロを出力する方策は、参照をそのままなぞります。学習は、ランダムなピクつきではなく、まともな動きから始まります。
- スタイルが保たれる。 動きの見た目は参照が担います。ここではコーチの構えです。方策はバランスを保つのに必要なものだけを足します。
- 被害が限られる。 が、方策が外れられる幅に上限をかけます。関節に小さな上限をかけることは、好みではなく、破れないルールになります。
代償は、方策が参照から遠く離れたことをできないことです。だからこそ、バランスの記事のサバイブモードでは、体のバランスが崩れたら脚の範囲を広げています。
このプロジェクトでは
残差は、バランスが取れているときは関節ごとに最大±0.4 radです。サバイブモードでバランスが崩れると、脚では±1.5 rad、胴体では±0.8 radに広がりますが、腕は±0.15 radのままなので、グローブは物理的に顔から離れられません。コーチの「手は上げたまま」というルールが、行動空間そのものに組み込まれているのです。